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仙台探偵マガジン 2010年6月アーカイブ

探偵のひとりごと ◆密度の法則

例えば小さな水槽にたくさんの魚を入れる
密度の高い水槽は魚でいっぱいになる
魚たちはところせましと泳ぎまくるから互いにぶつかる
酸素も足りない餌も足りない

少しでも弱った魚がいればつつきはじめる。
弱った魚は背びれも尾びれもボロボロ

非力な者はポンプに吸い込まれ貼りついている
腹を向いて浮かんでいる者もいる

でも誰も知らぬふり


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仙台市青葉区 Bさん 失踪の理由vol.2

※当社プライバシーポリシーに従い、個人名・団体名・社名等は変更して記載させて頂いております。


捜索を開始して4日目だった。

私は彼の書斎にいた。

何か手掛かりになるものはないのか。

焦りを覚え始めていた。

携帯電話の発着信履歴やその他の情報からもこれといった手掛かりになるものはなかっ た。

私はそれが気になっていた。

人が自らの意思で行方をくらます場合は手掛かりをすべて消そうとしてもなんらかの痕跡が 残ってしまう。

しかし、彼の残した痕跡は家族に残した遺言とも取れる置手紙ひとつ。

これが本当に死を覚悟した者が取る行動であることを経験上知っていた私は最悪の事態を予測していた。


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仙台市青葉区 Bさん 失踪の理由vol.1

※当社プライバシーポリシーに従い、個人名・団体名・社名等は変更して記載させて頂いております。


依頼人は30歳の男性62歳になる父親と母と同居していた。

相談の内容は父親の失踪だった。

息子宛に残された書き置きに は、こう記されてあった。

「母さんのこと、家のことは任せた。父より。」

息子は父の携帯に電話をかけたが電波の入らない場所か電源が入っていないとのガイダンスが流れた。

警察に捜索願を出した。

警察はこれを受理したが、事件性がないとして 捜索活動は行わないという回答だった。

一晩経っても父からはなんの連絡もない。

父親の失踪から三日後、電話を受けた私は 早速依頼人の自宅に駆け付けた。

昨晩は一睡もしていない家族の目は充血していた。


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探偵のひとりごと ◆99点の法則

99点というテストの採点結果は、100点に限りなく近いだけに悔しい。

いつも60点の生徒が59点だった場合の1点よりも何倍も重く悔しい1点だ。

これがいろいろと当てはまる。

ゴルフやその他のスポーツのスコア、ゲームも同じ。

そのことに対する意識の高さと比例しているかもしれない。


限りなく完璧に近い美しい女性の1つのシミは本人にとって普通の女性の何倍も気になるという。

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探偵のひとりごと ◆昔の大人は偉かった vol.2

子供たちは喧嘩の仕方も仲直りの仕方も知らないまま成長していく。

僕の小学校一年生の担任の先生は新任の女性教師だったが実に爽やかな先生だった。

子供たちが喧嘩を始めると決まって生徒達に机を下げさせた。

腕組みをして事の成り行きをじっと見ている。

そして、頃合いを見て制止した。

互いに謝らせた。そして最後は握手で仲直りの儀式をさせたのだ。

ボクシングやK1などの試合後、選手が抱き合ったりお互いを讃え合う姿に似ている。
お互い本気の力をぶつけ合い気が済むまでやりあった者同士にしか伝わらない、相手に対する敬意が生まれるのだ。

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探偵のひとりごと 昔の大人は偉かったの法則 vol.1

日本人は自己防衛意識が低い国民性があり「安全はタダ」という感覚がある。

いざ、事件に巻き込まれて身の危険に気付くことが多い。

実際ホームセキュリティーが近年やっと一般家庭にも普及し始めてはいるもののまだまだ防犯意識は低く、何かあれば警察が対応してくれるだろうという安易な 考え方が根深い。


事なかれが事の発端

僕は事無かれ主義者が多くの犯罪を助長し被害者を生んでいると考える。

電車内の痴漢行為。
街の喧嘩による傷害事件など目撃した通行人たちはなるべく関わらないようにただ怖いもの見たさに遠目から野次馬している。

中には警察に通報する人もいるが大半は見て見ぬふりをしている。

警察の対応が行きとどかない事態も往々にしてある。

マスコミはとかくおもしろがって警察をバッシングするが、実際事件が発生していないギリギリのラインや民事に関しては介入したくてもできない問題も多々あるのだ。

これだけ青少年の犯罪やストーカー事件が多発する時代に警察だけを当てにするのが間違っている。

日本は治安が良い国とされてきたが近年の犯罪件数は増加の一途を辿り、犯罪が多様化している。

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宮城県 Fさん ストーカー対策 vol.3

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G夫人の言動の根拠が明らかになったので、これから先は弁護士を通じて刑法133条違反に 基づく慰謝料請求することを勧めた。

しかし、男性の声によるいたずら電話の犯人の特定が未解決であった。男はG夫人に頼まれて嫌がらせを してきているのか。あるいは全く別の線なのか・・

私は尚子さんに一案を授けた。
交際中の彼氏との毎日の電話の中にそれとなく翌日の帰宅時刻を話してもらうように指示した。

それから一週間ほどの間、私たちは尚子さんの住むマンションの屋上から高倍率暗視カメラで周囲 360度見渡せる範囲を徹底的に監視し続けた。


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宮城県 Fさん ストーカー対策 vol.2

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科学調査開始

事前調査の結果、盗聴器の有無、尚子さんの帰宅ルートと周辺の家屋建物との位置関係、マンション内の間取り、見取り図、壁の厚さなどを調べることにした。

調査の結果、尚子さんの行動や個人情報の漏出元が、尚子さんの部屋から出るゴミと郵便物、そして彼女がいつも長電話に使用しているコードレスホンであることが判明した。

ゴミは種々雑多な個人情報の宝庫である。
ゴミの中にはその人の消費生活や食生活(食料品のパッケージ、買い物袋、包装紙、酒瓶、空き缶、洋服などのタグ、レシート)家族構成(紙おむつ、白髪染 め、衣類、生理用品など)外出先(レシート、クレジットカード、お土産袋、贈答品など)ともすれば銀行口座、カード情報なども含まれる。

個人情報を狙うものに取ってこんなに手軽に情報収集できるものはない。しかも無料で入手できる。 しかもゴミを持ち出したことで窃盗罪に問われたケースは聞いたことがない。


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宮城県 Fさん ストーカー vol.1

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見えない敵

普段何気なく生活しているあなたの生活習慣から、大切なプライバシーが第三者に漏れているとしたら・・・

尚子さん(仮名)は、仕事の関係で山形から転居し、仙台で独り住まいで生活している22歳のOL。

マンションでの生活にも慣れ、合コンで一緒になった会社員との交際も始ま り、憧れの独身生活が充実し始めた矢先のことだった。

朝、出勤のため自宅マンションを出るエントランスホールで毎朝見かける主婦たちの目線に冷たい違和感を感じたのだ。


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